2020.10

(2020年11月のnoteから転記)

今年は「ずっとこの気候であったらいいのにな」と思うタイプの気持ちいい気候の日が多くていいですね。秋ありがとう。秋の空気だいすき。冷たくて透き通ってて落ち葉の匂いがしてたまにどこからか焼き芋の炭っぽいけむい匂いがすると100点満点の気持ちになれるね。

10月に読んだ本(計2冊)

/小山田浩子
わたしが肉食をやめた理由/ジョン・ティルストン

 どこかのサイトで小山田さんの対談を読んで、言葉の選び方が好きなタイプだなあと思い、本を読んだことがなかったので受賞作から。めちゃくちゃよかった、わたしが物語を読む理由と言うか、情景や心理を描写する筆の独特な緻密さ、自分の立ち位置の座標がまさに穴に落ちるように変わってしまうそらおそろしさ、そういう魅力が詰まった本だった 他の作品も読む / わたしが肉食をやめた理由 菜食やってこnoteでも書いたのですが、先月見た映画がわりと前のめりに菜食を礼賛するのが怖くて、冷静なものを読んでいきたいな…と思って最初に手に取ったのがこれ。原題はたしか「ディナーパーティーでなぜ自分がヴィーガンになったのかを説明するための本」的なニュアンスだった。妻がまずヴィーガンになって、作者もなし崩し的にヴィーガンになったものの、人から「妻がヴィーガンだと大変だよな(ウィンク)」みたいな対応をされるのが嫌で、自分で納得してヴィーガンになるべく客観的事実を集めていく…という筋立てになっている。そういうのが読みたかった。これはアメリカでの事例なのでもちろん日本のことはちゃんと勉強しなければわからないけれど、スーパーで買うお肉が「アメリカ産」なことは多々あって、なので他人事ではないんだよな。

10月に読んだ漫画(計9タイトル)

葬送のフリーレン/山田鐘人、アベツカサ
30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい/豊田悠
あなたがしてくれなくても/ハルノ晴
セクシー田中さん/芦原妃名子
モブ子の恋/田村茜
ホームルーム/千代
極主夫道/おおのこうすけ
メダリスト/つるまいかだ
キス&ネバークライ/小川彌生

葬送のフリーレン すごくいい!世界を救った勇者のパーティーの中で、エルフだけが勇者や賢者たちのような人間とは違って長く生き、かつての仲間を看とり、その遺志を大切に繋ぎ、新しい人と出会っていくという話なんだけど、そうだよね、勇者って人間だから死ぬし、忘れられるんだね、本当だね…となって妙に感動してしまった 続きが楽しみ / 30歳まで〜 広告で見て続きが気になってしまって…30歳を超えたら触れた人の気持ちがわかるようになってしまった主人公と、主人公に片思いしている同僚のラブコメ。人と向き合うのが苦手な主人公がちゃんと勇気を出せるようになったの、実は魔法より何より自分に向き合ってくれる人の存在のおかげなんだよね〜といういい話でいいです(語彙) / あなたがしてくれなくても これもよく広告で見るので これは30歳まで〜と逆で全然うまく向き合えない人たちの話で読んでて辛すぎる / セクシー田中さん おれもこんなセクシーな田中さんになりたいよ… / モブ子の恋 読んだらエモが爆発してしまうんじゃないかと思ってなんとなく手をつけられなかったモブ子の恋読んだら案の定大爆発しました 胸が締め付けられすぎて4つになりそう(?) / ホームルーム モブ子とまた別方向の純愛の話なんですがモブ子の恋で洗われたピュアハートには刺激が強すぎました / 極主夫道 めちゃくちゃ絵がうまい / メダリスト 以前1話だけ出版社のサイトで読んだのがコミックスになっていたので。スケートが心から好きな小学生と、夢半ばで引退した元スケートダンス選手のバディものなのかな、テンションが熱血なので読んでると一緒に息切れしてくる、続き読みたい / キス&ネバークライ メダリスト読んだら他の氷上競技の話も読みたい気持ちになったので、「きみはペット」の作者さんのアイスダンス×サスペンスな作品を読んだ 「きみはペット」のモモが立派な大人になって出てくるよ…

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